モールテックスでインテリアコーディネート

近年、デザイン系工務店、設計事務所などで取り入れられはじめた「モールテックス」という素材。

仕上りはモルタル(コンクリート)と変わりませんが、強靭でしなりに強く、防水性能も高い素材です。その強さから様々な用途にも使われており、建物の外壁からシャワールーム、屋外プールにまで使う事ができます。

さらにカラーも自由度が高く「デザインコンクリート」とも呼ばれ、その仕上がりはアートとも呼べるものです。

プール画像はBEAL Internationalより引用。



そこで、私たちはこのモールテックスを家具に採用。

もともとシャルドネ岡崎店として培った天然木オイル仕上げの素材と組み合わせることで全く新しいインテリア空間を作ることができました。


コンクリートのもつ冷たさを感じさせる素材と天然木のあたたかみが組み合わさって、今までにないインテリアテイストになりました。近年よく聞く「男前インテリア」「ブルックリンスタイル」「インダストリアルファニチャー」そのどれにも合いそうで、「北欧」や「和モダン」など、もっと幅広く組み合わせていただけそうです。

もともとオーダーメイドでキッチンや家具を作ってきた私達は、この素材に合わせてキッチン、家具を1からデザインしました。


キッチン

モールテックス天板の厚みは20㎜。と無垢の木の棚板部分の厚みは40㎜。

厚みがあるデザインの方がモールテックスらしいかとも思ったのですが、あえて薄くすることでスッキリとしたデザインにすることが出来ました。




フチの接合面は5㎜のアルミバーを挟み、さらにシャープな印象に。

モダンな住まいにも合うかと思います。

引出し前板、扉の部分はモールテックス仕上げか天然木(オーク、ウォルナット、バーチ、チェリー)から組合せ可能です。さらにキッチンの機器類も自由にオーダーしていただけます。食洗機用パネルもおそろいで用意します。



家具

ダイニングテーブル、リビングにおくセンターテーブルも今回製作。

ダイニングテーブルはオリジナルデザインで3タイプ用意しています。

画像はタイプ1のテーブル。足もモールテックスで仕上げています。コンクリートでこの細い足を造ってしまうとすぐ折れてしまうかと思いますが、この脚の芯材はアイアンですので、この細さを実現しています。どことなく優しい雰囲気が北欧インテリアにも合いそうな感じです。

テーブル、テレビ台、センターテーブルはサイズ、樹種、モールテックスカラーがそれぞれオーダー可能。またひとつひとつこだわりながら、お店で作りながら、このブログで順に紹介していきます。


きっと、モールテックスでコーディネートされたLDKが常設されたショールームは日本でここだけ。
是非、お近くまでお越しの際はお立ち寄りください。




保護剤について

ラフィンゲートのモールテックス商品の標準仕上げは「レペルオイル」と「ビールワックス」の重ね塗りです。こちらもお読みください。





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